---中国奥地のおもちゃメーカー---
小物玩具を中国から輸入している商社の方が、
毎月何件か当社に商談にみえますが、
今日はその中のお話。
上海や香港の展示会等で商談しますと、
すでに商社が仲介してますので、
出来るだけ内陸の製造工場と直に取引した方が
安く、新しいものを入手できます。
工場の社長と幾つものサンプルを前に、どの様な
パッケージスタイルにし、デザインロゴ、表示、
梱包方法(内箱とケースの入り数、梱包材質等)
それぞれの場合の単価、納期・・・
様々な事を決めなくてはなりませんので、
商談は当然深夜までかかります。
そうしますと、中国奥地のおもちゃメーカーでは
まだ昔ながらの慣習と言いましょうか、習慣で
工場が運営されていて、おもちゃの組立て作業をしている
多くの工員たちは、「まだ社長が、仕事しているから」
と、商談が終わるまで作業を止めようと(帰ろうと)しないそうです。
夜の12時を過ぎると、早く終わりにして皆を帰してあげなくちゃ・・
と思い、気がきでなくなる・・・ということであります。
何と経営者思いの素晴らしき社員たちでしょうか?